11/03/16 (水) 03:09:27 |
☆ 落ち着かない ☆
今日も一日中福島原発の状況が気になって仕方なかった。東京でもお昼頃に一時放射線量が上昇して、ますます嫌な気分を味わった。
正直なところ、安全な場所へ逃げ出したい気分だ。
政府や東電の対応に対して批判の声も強いし、批判されてしかるべき所もあるとは思う。迅速かつ正直にありのままの事実を公表すれ
ば良いと思うのだが、発表も後手後手だし要領を得ないため余計に(何か重大な事実を隠しているのでは?)という憶測を生み、余計
に不安感をかき立てる結果になっているように思う。
ただ、ここぞとばかりに鬼の首を取ったように上から目線で高圧的な言葉を吐いているマスコミの記者連中の態度は、それ以上に不愉
快だ。事が事だけについついエキサイトしてしまう気持ちはわからないではない。発表する側の態度にも問題はある。
しかし所詮は原発の知識も大して無いど素人にすぎず、質問の内容もまったく的を得ていないくせに、発表内容の些末な揚げ足取りを
する程度のことに終始して自己満足しているかのような様は、滑稽ですらある。
記者会見の場で、発表者をつるし上げることに今何の意味があるというのだろうか?責任の追及なんて後からいくらでもできる。
一番肝心なのは正確で詳細な情報をいかに聞き出すかということだろう。相手を萎縮させる事なんかじゃない。
何人もの負傷者を出しながらも、今この時間も現場で作業している人達のことを考えると、本当に頭が下がる思いだし、胸が痛む。
被爆の危険は明白で、その危険度も日増しに高まっているというのに、それでも必至で作業を続けてくれているのだ。
誰だって自分の命は惜しいだろうに…。
記者達が口先で東電の社員をやり込めればそれで危険が去るというのなら、いくらでもやってくれ。でも、そんなことは何の意味もな
い。
政府にも東電にも、原子力安全保安院にも今回の事故の責任はある。想定を大幅に超える地震だったとしても、それは言い訳にはでき
ないだろう。けれど、今は被害を最小限に食い止めることが最優先事項なはず。誰が悪いとか、何が悪いとか、そんなことはどうでも
いいことだ。
今は、現場の作業員達の決死の努力が実を結ぶことを祈るしかない。
急に話はくだけるけれど、ASIMOがもう少し進化したら、こういう時に現場作業を頼めるのになぁ…とか思ってしまった。
そう考えると、ロボット技術の開発って大事だなぁって。
なお、今日の日記はスーパードライ飲みながら書いてるので、内容に責任持てません!
「ビール成分に放射線防護効果を確認」っていう研究発表があるって聞いたもんだからね…。
今この時間の東京の放射線量は、ほぼ平常値に戻ってるなぁ。明日朝に数値が上がっていないことを信じて寝ようっと