つぶあんモノローグ
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11/03/28 (月) 04:14:06

☆ ピレリやるじゃん ☆

F1オーストラリアGPは、ベッテルが独走で完勝という結果になった。現状ではレッドブルの速さは図抜けているため、シーズン序
盤はベッテルがリードしていくだろうね。レッドブルはKERSを使っていないようなのだが、これだけ速ければ今のところは必要無
さそうだ。

ウェバーは相変わらず母国GPでは良い結果が残せないなぁ。このままだとシーズン序盤でナンバー2ドライバー扱いになってしまう。
ベッテルの独走を許さないためにも奮起してもらいたいところ。

ハミルトンは現状でのベストの結果だった。開幕前には不安視されていたマクラーレンがここまでの速さを見せたのは意外だった。
さすがに開発力には定評のあるチームだけのことはある。今後どれだけレッドブルに近づいていけるかが興味深い。今日のレースでは
バトンが少し荒れた展開になったが、レースのコンディションによってはバトンの良さ(ハミルトンよりタイヤに優しいドライビング
スタイル)が生きてくると思うので、ベッテルを脅かすためにもあと一歩マシンの進化が望まれるところだ。

フェラーリは、ちょっと厳しいね。ただアロンソはきっちり仕事したと思う。マッサはどうしたんだろう?金曜日からずっと良いとこ
ろが無かった。今シーズンのマシンかタイヤと相性が悪いのかなぁ?今のままだとセカンドグループに沈んじゃうけど…

ペトロフの3位入賞は立派だった。今シーズンのルノーは伏兵として注目していたが、クビサの離脱で興味が削がれていた。そんな中
できっちりこの結果を残してきたというのは侮れない。ただ、余計に「もしクビサが乗っていたら…」という思いが強くなったのも正
直なところだ。

そして、可夢偉。レース前に公言したとおり8位入賞を果たした…と思ったらレース後の再車検で失格とは…。
今日のレースはきっちりとやるべきことをやったという大人なレース運びだった。イケイケの可夢偉を期待した人にとってはちょっと
期待はずれだったかもしれないが、確実に結果を残すというのはとても大事。
しかも今日の可夢偉のマシンは、スタート前にシームレスシフトが故障していたという。それもあって、マシンを労りつつ結果につな
げたというのは良い仕事だったのだが…。
ザウバーチームとしては、1ストップというギャンブルに出たペレスも7位入賞(こちらも失格したが)。今回のレースでは予想以上
にピレリタイヤのタレが少なかったのだが、それでもザウバーのマシンがタイヤに優しいというのがあっての結果だから、今後に期待
が持てる。それにしてもレース中盤に、ペレスがファステストを記録した時には驚いた。もちろんその後更新されてしまったけれど、
チームメートにスピードがあるというのは可夢偉にとっても良いことだと思う。

ザウバーは失格に対してプロテストしているが、失格が覆る望みは薄いと思われる。せっかくのダブル入賞のポイント剥奪は痛いが、
まだ開幕戦だからね。


今回のオーストラリアに関しては、開幕前に心配されてたピレリのタレはあんまり出てなかった。ペレスが1ストップできたくらいだ
から。ただ気温の高いサーキットだとどうなるかは、まだ未知数。次のマレーシアが見物だ。


さて、インディも開幕した。ダリオ・フランキッティが優勝。琢磨は5位だった。
面白かったのは、終盤のトニー・カナーンとシモーネ・デ・シルベストロの3位争いのバトル。ちなみにシモーネはダニカと同じく女
性ドライバー。あのカナーンが必死に押さえて、なんとか3位を死守したけど、明らかにシモーネの方が速かった。シモーネ恐るべし。
ロード・コースだとダニカより速そうだ。ちょっと今シーズンのシモーネが楽しみになってきた開幕戦だった。


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